ゲバラさんいます
1994年1月1日、NAFTA(北米自由貿易協定)の発効日に、
「サパティスタ民族解放軍」を組織し、先住民や農民、その他全ての人の尊厳、生活向上、民主化を目的に武装蜂起した。
1月12日、和平交渉が始まり、武力を駆使した戦闘は終わったが、現在に至ってもメキシコ政府との交渉は進まず、グアテマラとの国境地チアパス州において、彼らは自治区をつくり、自らの理想とする社会を時間をかけて、ゆっくりと創りだした。
「サパティスタ」の由来は、1910年のメキシコ革命において、先住民農民の生存の権利を唱えた英雄「エミリアーノ・サパタ」の意思を継ぐ者、というところから来ている。
彼らは今までの武力行使して戦ったゲリラとは違い、インターネットというメディアを利用し、すでに世界中からの支援者を得ることに成功しているらしい。